モノオモイな日々 Lost in Thought

過去の覚書、現在の思い、未来への手がかり

2023-01-01から1年間の記事一覧

「ガラパゴス化」を利用して「オタク気質」を開放せよ

medium.com 「日本に興味をお持ちの方なら、最新テクノロジーと全く時代遅れのテクノロジーの間にある、時に印象的な二項対立が多くの場所で並存していることにお気づきかもしれない。お台場の人工島に実物大ガンダム立像を設置したロボット工学の世界的リー…

大麻を吸った学生と裏金に携わった政治家、どちらがより悪いでしょうか。

大麻を吸った学生と裏金に携わった政治家、どちらがより悪いでしょうか。 大麻を吸った学生は退部になりました。就職にも影響するでしょう。同じ部の大麻を吸っていない学生も活動できなくなりました。もしかしたら廃部になるかもしれません。 長い未来を生…

僕が消費税に反対する理由 (消費税は経営者のマインドを低下させ、雇用・賃金を悪化させる原因である)

私は、15年以上にわたって、小さな会社を経営してきました。その中で感じてきた「モヤモヤ」は色々ありますが、その中でも特に「何かおかしいな」と感じ続けてきたのが、消費税です。でもこの「おかしさ」の正体は長らくよくわかりませんでした。考えようと…

さまざまな知恵の結集をうながす仕事

マスメディアは広く情報を集め伝えてくれるが、個々の具体的なことを深く掘り下げてはくれない。 一方、専門家は特定の領域のことは深く緻密に分析してくれるが、専門外のことや曖昧なことは扱ってくれない。 知識がより広範に高度化している現代では、両者…

日本人は「パフォーマー」?

gigazine.net 以前いた会社で最初に配属された部署に、Sさんという10歳ほど上のチームリーダーがいた。Sさんは超優秀で、どんな仕事もささっと片付けて、他の人に気兼ねすることなく定時退社していた。僕がその会社をやめてからしばらく後、そのSさんが社長…

「分断」を超えるためには

毎日、マスメディアやSNSで、さまざまな出来事が伝えられる。その中には違和感を感じるもの、怒りを覚えるものも少なからずある。いや、「少なからずある」というのは控えめな表現で、本心では、毎日そういう出来事ばかりだと思っている。 心穏やかに暮らす…

「群雄割拠」の時代は創造的である

digital.asahi.com 世界的なIT企業が、プラットフォーマーとして情報の多くを牛耳るようになるにつれ、既存のメディアは苦しい立ち位置に追い込まれている。「情報」はそれ自身が広がっていく性質を持つため、一度発信した情報は多かれ少なかれコントロール…

恨み節

https://twitter.com/narita_yusuke/status/1684177951984848897 自分の頭と手を使ってコツコツ新しいものを作る人より、口先で他人を利用してお金を増やすだけの人の方が地位も名誉もある社会なら、当然こうなりますね。

マイナンバーを導入する前にするべきこと

マイナンバー(カード)について色々と言われていますが、零細企業の経営者として一言。 マイナンバーの導入によって、企業には、従業員の税務や社会保険の手続きにおける「マイナンバーの適切な管理」というあらたな義務が生じるようですね。もし、雇用先企…

馬鹿を隠すなんて馬鹿のやること

同世代にはよく「若い時は無茶苦茶やったもんだ」と自慢げに話す人がいるのだが、それは要するに「若い頃は馬鹿だった」と白状しているようなものだ。相応の歳になってからそんなこと自慢げに言うのは、今もまだ馬鹿です、とバラしているに等しい。そのこと…

日本の浮き沈みは40年ごとにやってくる

亡くなられた半藤一利さんが、たしかポッドキャストで、「日本の歴史には40年ごとに山谷が訪れる」という主旨の発言をされていて、なるほどな、と思った。日本が開国し、明治維新がおきたのが1960年代の後半。日本は、長らく続いた鎖国から突如、世界の一員…

「刃を研ぐことを教えなかった親方が悪い」

mino1f-office.com「刃を研ぐことを教えなかった(木こりの)親方が悪い」。この言葉、一瞬、ジョークを言ってるのかな、とも思ったのですが、真面目にそう考えたんですよね。この回答は間違っている、とはなから決めつけるのはよくないでしょう。木こりの話…

「ヒューマンエラー」で片付ける人にリーダーはつとまらない

bunshun.jp この記事の表現はともかく、河野大臣がだめだと思うのは、「ヒューマンエラー」というのを、システム本体とは別の「枝葉の問題」「些細な問題」というニュアンスで発言していること。「デジタル庁がきちんとしていれば防げたヒューマンエラーだっ…

あなたの給料は知事が払ってるんですか?

digital.asahi.com「だが、作品中で関東大震災について外村が「日本人が朝鮮人を殺したのは事実」と発言したことについて、都人権部職員から同センターにメールが送られた。小池百合子知事が朝鮮人追悼式典に追悼文を出していないことに触れ「知事がこうした…

知能の高い人へ

qr.ae知能の高い人々に関する事実なんだそう。 「科学的に証明されている」か、どうかは別にして、だけど。友だちとうまくいかなかったり、家にこもったり、独り言言ったり、心配性だったり、自分はだめな奴だと思ったり、要するに、「自分は変(へん)だ」…

政治家とは詐欺の専門家なのか?

一年前、防衛費増税をあつかったテレビ番組を観て、Facebookにこんなことを投稿した。 心理学で「恐怖管理理論」というのがあります。人間は、自分がいつかは死ぬ運命にあると意識すると、あらゆる誘惑に負けやすくなる、というもの。意識的にでも無意識にで…

そもそも生成AI以前から著作権には問題があるのだ

生成AIの急速な発展で、著作権のことが色々と話題になってますね。法律というのは常に現実の後追いなので(批判ではなくそれが健全だと思います)、これから議論していくのがいいと考えます。が、ひとつ言いたいのは、現行の著作権とその運用には問題ないの…

RADIO SAKAMOTO最終回

youtu.be J-WAVEで20年続いた長寿番組「RADIO SAKAMOTO」。3月5日に放送された最終回に坂本さんが出演できなかったのはとても残念なことでしたが、坂本さんの代わりに大貫さんがホストを務めたのは、そして、高橋幸宏さんへのトリビュートの回だったことは…

セキュリティやコンプライアンスって、結局、責任転嫁しているだけじゃないの?

愚痴です。某大手企業の子会社から、サプライヤの利用登録をしてほしい、というメールがきました。1年以上前、一度だけ受注をしたことがある企業です。メールに「利用登録の概要は添付ファイル(PDF)を参照してください」と書いてあるので、そのファイルを…

wired.jp 「理解できず、だから疎んじる。それは最悪だ」 何かを知らないこと、理解しないことは、すべて個人の自由ではないと思います。人々が知らないこと・理解しないことを利用して、世の中を都合よく操作しようとする人たちがいるからです。陰謀論?…そ…

シニア割

昨日、「そうだ、『シン仮面ライダー』を観よう!と思いたち、ハーバーランドのOSシネマズへ行きました。自動券売機の前でチケット購入のボタンを押す直前、画面に並んだボタンを眺めながら、あることに気がついて映画を観るのをやめました。「そうか、明日…

ちょっとした勇気〜坂本龍一さんへの追悼

坂本龍一さんが亡くなった。昨夜SNSでそのニュースを知って、反射的に感じたのは「悔しい」という気持ちだった。なぜ、「悔しい」と感じたのだろう。坂本龍一さんの音楽は好きだ。僕の高校・大学時代、「テクノポップ」というあたらしい音楽をひっさげて突然…

どうせ「偏見」なら、自分なりに「こっちの方が未来の社会がよくなるはず」と思える「偏見」を持ちたい

courrier.jp この記事とは直接関係なく、少し脱線して思ったこと。というか少し前から思っていること。僕が子供の頃と今とでは時代の空気が違うのは当然で、単純に「昔がよかった」とは言わないけど、中にはなくなって残念な気持ちになるものもあります。た…

嫌われるから進歩するのだ

youtu.be Arc Timesでの青木理さんの発言は、メディアやジャーナリズムに関わる人の、まっとうな意見だと思った。人間として言うべきことを言わないならジャーナリズムを名乗る資格はないし、目の前にある事実から目をそむけるならメディアの存在意義はない。…

「著作権」なんかいらない

こういうことを書くと誤解されるかもしれないけど、僕は今の著作権には反対だ。そんなもの、なくなった方がいいと思っている。 創作者が「それを創作した」という原始的な「証」は必要だ。ただそれは署名や名誉のようなものでよくて、「著作権」というものと…

戦争のリアルを知った上で戦う覚悟はあるのか?(戦争美化への憂い)

ja.wikipedia.org 「はだしのゲン」が広島の小学校の教材から外されることになった、というニュースが話題になっている。数年前には、公立図書館からこの漫画が取り除かれる、という出来事もあった。何が悪いのか、ということが曖昧なまま、「排除」される社…

「君子危うきに近寄らず」と「生兵法は大怪我のもと」

「専守防衛」とかいうけど、日本の軍事費はすでに世界のベスト10に入っている。今検討されている防衛費増額が実行されれば、世界第3位の軍事国家になる。軍事費世界第2位と第3位の国が同じアジア圏にあればどうなるか。しかも2位と3位とはいえ、相手…

れいわ新選組には未来を拓く智恵がある

れいわ新選組の「奇策」にはいつも感心するけど、今回もまたすごい。 辞職した水道橋博士の残りの任期を、5人で回り持ちするんだって。 批判する人も少なからずいるが(特に政治家に)、素晴らしい手だと思う。 れいわの行動の基本には、これまで様々な理由…

「やってしまった」後悔は頑張った証

「歳をとるにつれて、私たちは『したこと』よりも『*しなかった*こと』を後悔するようになります。時間が経つにつれて、行動しなかったことへの後悔は、行動したことへの後悔を明らかに上回ります。2023年の教訓は?その事業をはじめましょう。 その小説を書…