モノオモイな日々 Lost in Thought

過去の覚書、現在の思い、未来への手がかり

2019-01-01から1年間の記事一覧

頭の良い人は

頭の良い人は、自分がすべてを知っていないことを知っているから、知らないことを求めて質問する。たとえ相手の言うことの99は知っていても、知らなかった1を知るために。 頭の良くない人はそのことを知らないから、質問する人のことを無知だと見下し、横柄…

弱者だからこそ、卑怯なことはしない。

弱者だからこそ、卑怯なことはしない。 そうでなかったら、いいところがなくなる。 これは、糸井重里の「思えば、孤独は美しい。」にある言葉だ。 なるほどな、と思った。と同時に、何かひっかかるところもあった。 この言葉は、卑怯なことをしない生き方を…

死んだ気になれば何でもできる

jp.quora.com 死んだ気になれば何でもできる―――そう思えるのは、元気だからだ。死を選ぼうとしている人は、冷静で客観的な視点を失っている。だから他者が必要なのだと思う。外から見た自分に気づかせてくれる他者が一人でもいれば、人間は必ず生きられる。 …

創造とは伝達と合成である

自分が「これは自分の信念だ」と思っていることも、実は自分で考え出したことではなく、誰かから与えられたものだったりする。 自分が考えたことだ、と信じていても、それは昔、読んだ本に書いてあったことだったり、誰かに言われたことだったり、他人がやっ…

創造力とは、しがらみを忘れて何が大事なのかをかんがえること

rugby-rp.com イタリア選手は無念だろうな。たとえば観客なしで前日にやるとか、別のスタジアムでやるとか、できなかったのかな。「安全」や規則はもちろん大事だけど、なにか問題が起きた時、しがらみを忘れて、何が大事なのか、何ができるのかを考えて、臨…

消費税は中小零細企業にとって最悪の税金(日本の将来を考えるなら、消費税は廃止すべきだ)

企業が滞納している税金のうち、もっとも多いのが消費税だ 。税金滞納統計によると、平成29年度の新規発生滞納額6,595億円のうち、消費税は3,706億円。滞納税金の56%以上を消費税が占めている。この数字から、消費税が負担になっている企業・自営業者が多…

少人数で戦っている人ほど強い

digital.asahi.com僕が、大組織よりも、小さなグループや個人に期待するようになった理由は、少人数で取り組んでいる人たちほど「強い」ということを発見したからだ。 少人数(ときには一人)の組織で他の人に頼ることができない環境にいる人たちは、自分自…

「中身より外見」時代への憂い

https://note.mu/jacknakamura/n/nc491ecf5b7fb 先日、仕事でお世話になっている方から、「もっとちゃんとした服装をしなさい。いくら中身があっても、外見が悪ければ人は目を向けてくれないよ」と言われた。そのニュアンスから、けっして批判的なものではな…

「共通文化」が世代の思想を作る(どんな世の中になってほしいのかを伝えるのは、大人の責務)

digital.asahi.com 僕たちの時代は、間違いなくテレビ、とりわけ、アニメに大きな影響を受けてきた。少し大げさにいうと、それぞれの世代に「共有文化」となるアニメ(と漫画)があって、それらがその世代の考え方や感じ方を形作ってきた、と思っている。こ…

ヨミスギガー症候群

アスペルガー症候群の特徴って、簡単に言うと「空気が読めない」ことらしい。 「アスペルガー」なんて名前がつくと不気味な感じがするけど、昔から「バカ正直」って言われる人はいたし、そういう人がいる方がうまくいく場合もたくさんあるよね。 日本は職人…

興味と文句と無視

たとえば、誰かが道ばたで突然踊りはじめた時、まわりにいる人々の反応は3つに分かれるんじゃないだろうか。 なんだろう?と興味をもって、見に行く人と、なにやってるんだ!、と怒って、文句を言いに行く人と、なにごともなかったように、通り過ぎるだけの…

「デザインの常識は変わっていく」というのがデザインの常識なんだろう

wired.jp SnapchatやTikTokといった、今、若者に支持されているアプリのインターフェース・デザインはとてもわかりにくい、という記事。なかなか示唆に飛んだ指摘だと思った。 記事にかかれているように、わかりにくいデザインは「古い世代を入れないため」…

テクノロジーの発展によって倫理がより重要になる

www.technologyreview.jp 今朝、テレビで、サウジ石油施設の攻撃のニュースを観た。テレビでは攻撃の詳細は語られなかったが、その後ネットでドローンによるものだと知った。「ドローン攻撃は極めて破壊力があるが、安上がりに実行できるうえ(これらのドロ…

知恵と勇気とより、カネとコネ。そんな国で誰がリスクを取って起業しようと思うだろうか?

https://www.mag2.com/p/news/370992/2 「輪の中に入れればいい目を見られるけれど、輪の中に入れなければ生きていくのも困難、日本経済はそういう状態になっているのです。つまり「コネ」があるものだけが潤い、それ以外の者はやっていけない社会になりつつ…

しんどいけど面白い

テクノロジーにもいろいろなレイヤーがあるけど、やっぱりインフラに近いものはワクワク感のレベルが違う。 舗装された道を与えられて「ここを歩きなさい」といわれるより、原野に連れていかれて「何やってもいいよ」と言われる方が面白いよね。しんどいけど…

「そんなことをやってもいいのか」と「そんなことができるのか」

qiita.com クリエイティブには、前提や制約をぶち壊して「そんなことをやってもいいのか」というものを作る人と、与えられた制約を最大限に利用して「そんなことができるのか」というものを作る人がいるのではないだろうか。後者はたとえばこういう人。大好…

科学教育は「たけし軍団」でいいのではないだろうか

科学ほどクリエイティブなものはない、と思ってきたので、科学を、決められたルールに従うだけの退屈なもの、と感じる人が多いのなら、残念なことです。科学教育が、芸術でいえば、絵筆の使い方や色彩論みたいなところで止まっていて、自由に絵を描く、とい…

「無縁」で生きること

anmintei.net れいわ新選組から立候補した、やすとみ歩さんは、れいわ新選組を「無縁者の集まり」という。最初は「無縁」ってどういうこと?と思ったが、ブログを読むと、「無縁」という言葉が心にすっと入ってくる。なるほど、と思う。僕は、世の中の人がす…

政治への無関心という病

昨日の夕方、ある政党の街頭演説を聴きに行った。百貨店の前の歩道の一角でマイクを握って演説する候補者を、僕は少し離れた場所から見ていた。足早に通り過ぎていく、通勤帰りと思われる人たちの向こうで、ひとりの女性が政党のチラシを通行人に配っている…

山本太郎の思いは、国民ひとりひとりの希望である

youtu.be 「一人で国会を変えれるんかな?」そんな聴衆の質問への山本太郎の回答。そこには彼の思いが詰まっている。と、同時に、その言葉は、おおくの人々が薄々おかしいと思いながら、どうせ変わらないし、変えられない、と見て見ぬふりし、思考停止してき…

多様性の大切さ

youtu.be 昔のハードディスクを整理していたら、懐かしい映像が出てきました。今から13年前、「IMI」という社会人の大学院で映像を勉強していた頃、当時の同期生と一緒に作った映像です。(当時、畑 祥雄先生、水野五郎先生にはお世話になりました。ありがと…

フリーエージェント社会の到来

www.nikkei.com 従来の労働法制で対象になりにくかったフリーランスの権利を保護する動きが先進国で広がってきた。韓国政府は2020年までに失業中の自営業者らが求職手当を受給できるように検討を始めた。フランスも20年までに、フリーランスが健康保険の給付…

立場の弱い者が強い者に頭を使って挑む姿は、気持ちを高ぶらせる(れいわ新選組の戦略)

www.excite.co.jp 参院比例区は、政党名だけじゃなくて、候補者名でもいいのだ。むしろ、候補者名の方が、より直接的に民意が反映されるね(しかし、投票のやり方のような「国民の常識」は、くどいくらいに説明すべきなんじゃないの、マスコミは?)。 一方…

山本太郎は、混迷した日本をまとめ、よりよい未来に舵を切らせる人物かもしれない

yuruneto.com 最近の山本太郎の動きは、刺激されることばかりだ。今回の「障害をもつ候補者を比例区名簿で自分より上位におく」「創価学会員やLBGTQなど、多様な属性の候補立てる」という行動に驚くとともに、おそらく今まで日本の政治には感じたことのない…

山本太郎は、あきらめていたこと、忘れかけていたことを、もう一度、思い出させてくれる

webronza.asahi.com山本太郎の魅力は、「政治家は国民の代表である」という、あたり前だけど、あきらめていたこと、忘れかけていたことを、もう一度、思い出させてくれることだと思う。「彼のパフォーマンスが嫌いだ」という人も、山本太郎の主張しているこ…

理解は「考えの進化」を体験することにある

jp.quora.com Quoraは気に入っているウェブサイトのひとつで、いくつかの分野をチェックしている。そのひとつ、算数・数学は興味深い投稿が多い。問題や解答が面白いのはもちろんだが、おそらく数学をかなり深く学んだと思われる回答者が一般人に向けて解説…

多様性を認めあう世の中なら、すべての人が幸福になれるのではないだろうか。

クーリエ・ジャポンに、幸福について、岸見一郎氏が寄稿していた。courrier.jp 「小確幸(しょうかっこう)」という言葉があるのだそうだ。 辞書には「小さいけれど、確実な幸福」という説明があります。もともと村上春樹がエッセイのなかで使った言葉です。…

記憶力と洞察力は反比例する(のではないだろうか)

jp.quora.com 長い間、体感的、直感的にずっと信じていることがある。それは、記憶力がいい人は洞察力が低いのではないか、ということだ。その考えは、半ば脅迫概念のようになり、若い頃は洞察力を高めるために不要なことは覚えないようにしよう、と思ってい…

公的機関はクレームを恐れるな!

digital.asahi.com 今朝の朝日新聞に、映像作家の吉開(よしがい)菜央さんが、自らの映像作品の一部を黒く塗りつぶして、東京都内の美術館のメディアアート展で公開したという記事が載っていた。女性の指がとれ落ちる様子や肉体の描写に対して、施設を運営…