参院比例区は、政党名だけじゃなくて、候補者名でもいいのだ。むしろ、候補者名の方が、より直接的に民意が反映されるね(しかし、投票のやり方のような「国民の常識」は、くどいくらいに説明すべきなんじゃないの、マスコミは?)。
一方、「特定枠」は、合区で選挙区がなくなる議員のために自民党が作ったらしいが、これを逆手にとって、ALS(ふなごやすひこ氏)患者と脊椎損傷(木村英子氏)、二人の候補者を立候補させた、れいわ新選組の戦略は痛快。
「事務所設置や演説会、選挙カーの使用、ポスターやビラの掲示・配布など比例候補としての選挙運動ができません」という特定枠の制限は、移動に制約のある候補者にはマイナスにならない。むしろ、健常者とより対等に戦える。
立場の弱い者が強い者に頭を使って挑む姿は、気持ちを高ぶらせる。頑張ってほしい。