「常夏史観」とは、言い得て妙なり。
まずい事実は隠蔽し、不都合がばれたら「ご指摘には当たらない」の一言のみで、何も説明しないし、何も変えないし、誰も責任を取らない。
そんな政治をずっとやってきて、コロナ禍もそれで乗り切れると思ってきたのでしょうな。国民は騒いでも、すぐ忘れる、と。
先の戦争とコロナ禍の類似はかねてから言われてきたけど、ますます的を得た例えになってきている。
「賢者は歴史に学ぶ」という教訓が正しいなら、「歴史に学ばないものはアホ」もまた正しい。
もっとも彼らにとっての歴史は、戦前の日本だけ、なのだろうが。