改憲や軍事化には消極的だけど、経済・産業支援や政治の安定性を考えるとやっぱり自民党がいいんじゃね?と思っている人が少なからずいる。
でも僕は、今回の参院選で自民党が負けた方が、今後の経済・産業支援や政治の安定性は、より良くなると思う。これはほぼ間違いない。
(追記:歴史から学ぶとするなら、およそ独裁に近くなった政治は市民にとって良からぬ方向に行く。それを防ぐには、別な視点・思想をもった人たちも政治に参加させるしかない。それが現在の民主主義の基本的な考えだろう。
また、現実的な話をすれば、そもそも一般的な政策をすすめる上で、与党はこれ以上の人数は必要としないはずだ。まだ議席が欲しいのは、議席の3分の2を占めなければできないことをやろう、と考えていることは誰にだってわかる。)
他国に対して抑止力が必要だと考えるのなら、同じように自国の政権に対する抑止力も必要なはず。その抑止力が、野党の存在意義であり、憲法の意味なのだ。