「他の人に見えている色は、自分が見ている色と同じなのだろうか?」そんな疑問を、誰しも一度は持ったことがありますよね。
仕事で映像に関わるようになって、たまに「この人は絶対自分と違う色を見ている」と思うことがあります。「ここ赤みが強すぎない?」とか「ここ色がチラついてるよね」とか言われて、「え?どこ?」となることがあったり。
老眼が進んだ自分には今や平均以下の視力しかありませんが、それだけではなくて、おそらく自分が若かった頃でもそれは見分けられなかったのではないか、と思うんですね。
違う世界が見えているのだから、違う思考になるのは当然かもしれません。「話せば分かる」という希望は捨てませんが、越えられない壁もあるのだと思います。