テレビ黎明期の代表的な番組の貴重な記録。
少し前に読んだ、実相寺昭雄さんがウルトラマンやウルトラセブンについて書いた本や、円谷プロダクションの脚本家・金城哲夫さんのドキュメンタリーも、すごく面白かった。
新しい分野を開拓した人たちの言葉には、必ず試行錯誤・失敗・予期せぬ出来事があり、それを乗り越える努力と幸運があり、今も受け継がれるものの考え方や方法がある。
そういうのを読むといつも、「先のことはわからないけど、今、なんとかしてこれをやるしかない」という切羽詰まった環境が、実は素晴らしいものなのだと思うし、自分もそんな環境の中で仕事をしたかったな、と思う。