モノオモイな日々 Lost in Thought

過去の覚書、現在の思い、未来への手がかり

山本太郎の思いは、国民ひとりひとりの希望である

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「一人で国会を変えれるんかな?」そんな聴衆の質問への山本太郎の回答。そこには彼の思いが詰まっている。と、同時に、その言葉は、おおくの人々が薄々おかしいと思いながら、どうせ変わらないし、変えられない、と見て見ぬふりし、思考停止してきたことなんじゃないだろうか。

政治家なんて、自分の出世と名声だけを考えている尊敬できない人間たち。選挙演説は嘘とまやかしのオンパレード、税金を使った「ゲーム」でしかない。これまで、本音ではそんな風に思っていても、何もしてこなかったし、声に出すことさえしてこなかった。そんな人は多いのではないだろうか。


そんな白けた空気、未来への夢も希望もない閉塞感を作ってきたのは、これまでの政治だということに、山本太郎は気づかせてくれる。そして、そんな政治を許してきたのは、ひとりひとりの国民なのだということを、直球で訴える。

人々の心に根深く植え付けられ、もはや意識することすらなくなってしまった無力感こそ、山本太郎が変えようとしていることだ。


山本太郎の、この十分足らずの街頭での言葉に、僕は涙した。これまでの人生で、政治家からこれほど胸を打つ言葉を聴いたことがあっただろうか。山本太郎は、政治家になっても市民、とりわけ弱者の気持ちを忘れない、ほんものの政治家だ。


今、彼を応援することは、小さな希望にすぎない。しかし、それは、将来、日本全体に拡がる大きな希望に成長する可能性を秘めている。その小さな希望を成長させるのは、私たちひとりひとりの勇気だ。