モノオモイな日々 Lost in Thought

過去の覚書、現在の思い、未来への手がかり

独裁は、悪人が一人でやる政治ではない

「安倍独裁」というと、独裁ではない、と否定する人がいるけど、今回の自民党総裁選の状況を見て独裁だと思わないのは「安倍がやることなら何でも良い」という色眼鏡で見ているとしか思えない。

 


「独裁」って、なにもひとりのわがままな暴君が起こすものじゃない。むしろ最初はその逆に見えるポヒユラリズムから始まると思う。そして周りにいる子分たちが影で操っているのだ。

 

そういうのもれっきとした独裁であり、外から見えにくい分、よりタチの悪い独裁だ。

 

表面的な損得だけではなく、その裏にあること、これからの社会がどうなるのか、それが未来へどう影響するのかを、予測するのが市民の見識だと思う。

 

本当はそういう見識を持った人が政治家になるべきなのだが。

 

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石破氏「安倍さん支持の大合唱、自民党変質したのかも」
http://www.asahi.com/articles/ASL8B00VGL89UTFK026.html


民主政治より王政がいい、という人とは話は噛み合わないが、そうでなければ、表面的なことだけでなく、その裏にあることをしっかりと見なければならない。