モノオモイな日々 Lost in Thought

過去の覚書、現在の思い、未来への手がかり

手書きのノートと情報の再構成

京極夏彦氏はここまで「読みやすさ」を追求していた 版面の細かい制御のため、InDesignで小説を執筆 | JBpress(日本ビジネスプレス)

京極夏彦氏の言ってること、すごくわかる。

学生時代、授業のノートを友だちに貸した時、「君のノートは読みやすい」と言われて嬉しかった。なぜなら、ただ板書を書き写すだけでなく、自分なりに階層化・構造化して文字ではあってもビジュアルに再構成しようと思ってノートを書いていたので。

今は雑になってしまったなあ、と京極氏の姿勢を見て反省。

そして、表現の自由度という観点では、今でも手書きに勝るものはない。テクノロジーが進歩したとはいえ、まだ多くの場所で、人間が機械にあわせている。それは人間が本来もっている能力を発揮できていない、ということだ。

人間の能力をいかに開放するか。テクノロジーが人間の真の部下となるのを目指すのが、テクノロジーの最大で唯一の目標ではないだろうか。