人間は社会的動物である。
平たく言えば、人間は他の人と関わりあって生きる動物、と言うことだ。
社会的関係の中では、他の人がやってほしいことと自分がやりたいことが一致するときもあれば、反駁することもある。
人が望むことと自分がやりたいことが一致する状態を、僕たちは幸せと感じる。人に感謝され、自己の中にも充実感が生まれる。
しかし、反駁の状態も決して悪いものではない。他人=社会という構図が簡単には見えない、不確実で混沌とした時代では、たまたま近くにいる人にあわせて生きることは、むしろ害をもたらすこともあるだろう。
自分の中から生まれる考えを信じ、社会にあえて反駁してみる。
そういう姿勢が未来を切り開く鍵になると信じる。