モノオモイな日々 Lost in Thought

過去の覚書、現在の思い、未来への手がかり

日本人は、英語と物理をやれ!

今、日本中を閉塞感が襲っている。原発、不景気、尖閣竹島…。たまたま悪いことが重なっているだけ、とは思えない。じっと待っていればいつか良くなる、と言う時代はもう終わった。何かを変えなければ、日本は再び浮上することはなく、沈み続けるのではないか。そんなやりきれない気持ちが襲ってくる。僕たちは何かを変えなければならない。そうしなければ、手遅れになる。

問題が大きいほど、抜本的な改革が必要になる。抜本的な改革というのは、けっして難しいことではなく、とてもシンプルなことだと思う。

 

僕が思う「抜本的改革」とは、学生・生徒に英語と物理を真剣にやらせることだ。

英語は、世界への情報発信で必須だから。英語が話せれば有利、なんて時代はとっくに終わっている。今は、英語が話せなければ仕事はできない時代だ。日本が国際社会で一流になれないのは、単純に英語が不得意だからだと思う。そんな単純なこと、というかもしれないが、そんな単純なことだ。きっと。だって、日本人は優秀なんでしょう?優秀なのになぜ国際社会でリーダーになれないのか。それは英語が原因だ。

もうひとつ、物理をやるのは、技術革新を生むためのベースだから。日本は技術で生きていくしか無い。消去法的にそれしかない。理系科目は必須とすること。特に物理だ。物理はすべての学問の基本になる。学問だけではない。物理を学ぶことで身につく論理的な思考はすべての仕事に役立つ。

 

このまま政治も文化も二流のまま、技術やビジネスまで落ちぶれていくのを黙って見ているなんてくやしくないのか?
日本が大国だと言う妄想は捨てて、おとなりの国に負けないくらいハングリーになろう。相手がうるさがるほど喋り、相手がうなるほどアイデアを出す。


そのための、とても基本的で実際的なスキルが、英語と物理だと思う。