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モノオモイな日々 Lost in Thought

過去の覚書、現在の思い、未来への手がかり

9歳の子ども、人生の意味と宇宙について語る

Facebookのシェアで知ったこの動画、一目見て、この9歳の子ども(と呼んで良いのだろうか)に圧倒された。この子がどんな子どもで、何をやっているのかはまったく知らないが、この動画だけで十分だ。子どもを未完成の大人としてみるのではなく、大人にはな…

プロトタイプの効用

明日が納期なのに、まだ半分もできてない。徹夜は必死。もちろん助っ人も投入しなければ。色々気になるところはあるが、細かいところは目をつぶって、とにかく間に合わせるしかない!よくある制作現場の風景ではないだろうか。(うちの会社だけではないと思…

脱企業の社会〜ダグラス・ラシュコフ "Life Inc."

自身、小さな企業を経営する身ではあるが、「経営者」と言う言葉にはずっと馴染めないでいる。売上や利益、雇用と言った「企業的なもの」と、個人としての生き方や価値観の間に、何か大きな溝があるように思える。それをどのように解決すればよいのかがはっ…

「TACHIBAフリー」が世の中を変える

以下は、関西ネットワーク・システム(KNS)のメンバーズコラムに寄稿した原稿である。以前書いた「立場という怪物から逃れる生き方」が下敷きになっているが、僕の仕事観をまとめるよい機会になったと思うので、その一部をこのブログにも載せておくことにし…

ミドルメディアが世界を変える!?

先日、某異業種交流グループのウェブサイトにコラムの原稿を書いたのだが、気が変わって全く別なテーマで書きなおしたため、最初の原稿が不要になってしまった。最初の原稿も人に見せたくないわけではないので、このブログに記録として載せることにした。 以…

「立場」と言う怪物から逃れる生き方

先日、「国民総自営業制を提言する!」というブログを書いたら、「それって結局、経営者の立場で労働力を安易に使おうと言う魂胆では?」と言う反論を受けた。これは思っても見なかったことなので、もう少しこの提言について説明したい。 僕は、大企業で約1…

自信がある人は自己主張しない

SNSを通じて、人の様々な面を見ることができる。意外な趣味、日常生活、普段の付き合いではわからない考えなど、その人をより深く知ることができるのは、SNSならではの面白さだ。しかし中には、ネガティブな印象を持ってしまう人もいる。特に、投稿が自分の…

国民総自営業制と土曜日半ドン制を!

日本を元気にするために、2つの具体的な施策を提案したい。 ひとつは、国民総自営業制。 もうひとつは、土曜日半ドン制度だ。 1.国民総自営業制 字句の通り、すべての国民が自営業になる制度だ。必ずしも経営者になれと言うのではなく、会社や組織に属し…

見ているもの、見えているもの、そして自分

何かを始めようとする時、何かを知りたいと思う時、偶然、関係のある情報が得られることがある。「偶然」と言うより、こういうことが知りたい、と思うと、そういう情報がむこうからやってくるかのように感じる。これは「偶然」とか「神様が導いてくれた」と…

歩道橋の風景

ある駅前で、道の向こう側に渡るために歩道橋に上がった。 歩道橋のに上には誰もいなかった。見下ろす横断歩道では、何百と言う人々がひしめき合って歩いているのに、歩道橋の上の僕には誰ひとり気づかない。僕は、都会の真ん中で透明人間になった。 歩道橋…

森毅さんの思い出

森毅さんが亡くなってから、2年以上が経つ。森さんは数学者で京大の名物教授、「やわらか系文化人」として有名だった。僕と同年代か、少し上の世代で、森さんを知らない人はいないだろう。 僕が学生の頃、森さんはまだ現役の教授で、野次馬的に授業を受けた…

<野生の研究者>はウケを狙わない

昨日、ニコニコ学会βをオンラインで観た。オフィスで仕事をしつつの「ながら見」だったが、逆に言えば、仕事をしながらでも観たいくらいに、このニコニコ学会βを楽しみにしていた。特に楽しみにしていたのは最後のコーナー「研究してみたマッドネス」、通称…

ランチェか、スペキュラトゥールか

社会学者パレートによると、世の中の人間は2種類に分けられるそうだ。スペキュラトゥールとランチェの2種類だ。(ちなみに、ともにフランス語。パレートはイタリア人だが、出典「心理と社会」はフランス語で書かれている。) スペキュラトゥールとは、英語…

そろそろ直接民主制やってみては?

衆議院選挙が近づいてきた。今回は政党乱立状態で、しかも選挙の争点が多い。さらにマスコミのフィルターにかかった情報ではなく、できるだけ本人の発言や政党の公式見解を比べたい。しかし、マニフェストや候補者の発言を詳しく調べるほど混乱してくる。と…

知の交換、集合脳、Makerムーブメント

マット・リドリー: アイディアがセックスするとき | Video on TED.com 英国のサイエンス・ライター、マッド・リドリーによる「アイデアがセックスする時」と言うTEDトークがある。センセーショナルなタイトルだが、内容はいたって真面目で示唆に富んでいる…

「必死はかっこいい」:鈴木おさむの名言

以前、新聞広告の「仕事力」と言う連載で読んだ、鈴木おさむ氏の言葉が心に残っている。 放送作家である鈴木氏は、80年代・90年代の出演者がスターだった時代から、世の中は変化していると述べた後、次のように言う。 それだけ世の中がまじめになったの…

次の時代に来るもの:The Next Big Thing by GOOD magazine

経済危機、環境・エネルギー問題、地域紛争、政治不信... 様々な閉塞感にあふれる現代。八方ふさがりに見える今だからこそ、逆に、その背後に次の変革の原動力となる大きなエネルギーが蓄積しつつあるように思える。 そんな動きを感じる記事が、GOODマガジン…

科学におけるプロとアマ

2006年の初め、当時、西はりま天文台の研究員だった森淳さんの協力で、彗星と生命の起源とのつながりをテーマにした科学映像を制作していた時のことだ。同じ時期に、たまたま森さんがホストを務める第36回彗星会議が西はりま天文台で開催されると聞き、取材…

仕事とは「型」を身につけること

先日、とても示唆に富んだ文章を読んだ。6号:日米仏の思考表現スタイルを比較すると言う論説だ。そこにはこんなことが書かれていた。 日本の作文教育はある時点から、「自由に書くこと」が良しとされ、「型」を教えることをやめた。(筆者は、皮肉を交えて…

科学探偵あいんしゅたいん

NHK BSで以前放送されていた「名曲探偵アマデウス」は、僕の好きな番組のひとつだ。 誰もが知っているクラシックの名曲を取り上げ、時に音楽理論から、時に歴史背景から、時に心理面から、名曲の裏に隠された「秘密」を多面的に明らかにしていく番組だ。素晴…

雪玉を作ること

子供頃、めったにない雪の日は、雪玉を作って遊んだ。まず、雪を集めて小さな玉を作る。しっかりとこねて、くずれない、適当な大きさの玉にする。次に、雪の上で、その玉をころがして大きくする。最初は小さな雪玉に雪をつけるのは大変だが、ころがしていく…

オープンとシェアによる近未来のアクティビティ・モデル:授業計画販売サイト・TeachesPayTeachers.com

先進的なテクノロジーやユニークなアイデアがあふれるスタートアップ・ビジネスには、明日のGoogleやAppleが出てくるかもしれないと言う期待がある。技術とアイデアとやる気があれば、誰でも世界を変えるチャンスがある。そんな「わくわくした気持ち」を与…

他人が代金を払ってくれるコーヒー・ショップ:A Story at Corner Perk Cafe

先日GOODで見つけたあるニュース記事が、深く心に残った。次のような内容の記事だ。 --------- サウスカロライナ州ブラフトンにある、コーナー・パーク・カフェと言うコーヒーショップでの話。2年ほど前、ある女性客がレジで自分の支払いを済ませた後、百ド…

クリエイティブな仕事の3段階+1

クリエイティブ分野の仕事とは、クライアントがやってほしいことをクリエーターに依頼し、クリエーターがその答え(ハードだけでなくソフトも含め)を作って返し、クライアントがその対価を支払う。簡単に言えば、そういうことだと思う。 その仕事をなぜクラ…

「急がば回れ」は、ゆっくりやることではない。

経営者の中でスピードを否定する人はまずいないだろう。ゆっくりやった方が良い、なんてことはまずない。それは身にしみて知っている。 でも、世の中には「じっくり派」もいる。「急いで品質の低いものを作っても結局はだめだ。もう少し待ちましょう。」と言…

学生を持ち上げるな!

こういうことを書くとバッシングされるかもしれないが、やはりこれは言っておきたい。 今の社会は学生を持ち上げすぎてませんか?で、学生の方は調子に乗りすぎてませんか?と言うことだ。 以前、某大学の某ゼミに行った。とあるプロジェクトのアルバイトを…

スタッフへの手紙

今までみなさんと話してきて、何か基本的なことが足らない、伝わっていない、とずっと思ってきました。 制作に関わるスキルとか技術力とか、そういうものではなく(それはそれで重要ですが)、この会社で働く上での、もっと根本的な考え方のようなものです。…

可能性の雲

人生を通じて行い続けなければならないことをひとつだけあげるとすれば、それは「可能性の雲」を育てることだと思う。 「可能性の雲」と言う言葉は、ある本(*)の焼き直しだ。その本は、ある人気番組の面白さをカウンセリングの視点を交えて分析するものだが…

偶然と必然のあいだ

世の中、計画通り、計算づくめだと息苦しく感じてくる。こんなことやっていても、何も新しいものは生まれない!、と叫びたくなる。 かと言って、風まかせでその日暮らし、と言う生き方がが良いとも思わない。それでは社会に役立つものは生まれない、とつぶや…

社会的動物になりすぎるな

人間は社会的動物である。 平たく言えば、人間は他の人と関わりあって生きる動物、と言うことだ。 社会的関係の中では、他の人がやってほしいことと自分がやりたいことが一致するときもあれば、反駁することもある。 人が望むことと自分がやりたいことが一致…

日本人は、英語と物理をやれ!

今、日本中を閉塞感が襲っている。原発、不景気、尖閣・竹島…。たまたま悪いことが重なっているだけ、とは思えない。じっと待っていればいつか良くなる、と言う時代はもう終わった。何かを変えなければ、日本は再び浮上することはなく、沈み続けるのではない…

「前例主義」病の恐怖

仕事で他の人と話をしていて、まったく咬み合わないことがある。「ことがある」と言うのは控えめな言い方で、率直に言うと、まったく咬み合わないことが多い。 なぜ、咬み合わないのだろうか。一時期は僕の考えがおかしいのだろうか、とか、他の人が気づいて…

「つながる」より前に、やるべきこと。

EメールやSNSを通じて、イベントや集まりの案内が毎日のように届く。それぞれの人が様々なネットワークを作り、活動している。そう、現代は「ソーシャル・ネットワークの時代」なのだ。「みんなでつながろう。そうすれば、良いことがある。」そんなメッセー…