モノオモイな日々 Lost in Thought

過去の覚書、現在の思い、未来への手がかり

独裁は、悪人が一人でやる政治ではない

「安倍独裁」とかいうと否定する人がいるけど、今回の自民党総裁選の状況を見て、そう思わないのは頭から「安倍支持ありき」色眼鏡で見ているとしか思えない。 「独裁」って、なにもひとりのわがままな暴君が起こすものじゃない。むしろ最初はその逆に見える…

生産性で人間を測る時代に・その2

自民党の杉田水脈議員が、「LGBTの人々は生産性がない」と述べたことが、大きな波紋を呼んでいる。その多くは杉田議員に対する批判だと思うが、残念ながら議員を擁護する意見もある。僕が見た「擁護論」の主旨はこうだ。「杉田議員は子供を産まないという事…

生産性で人間を測る時代に

近頃は「生産性」という言葉で人間まで評価する世の中になったらしい。アホな政治家もいるもんだ、と思ったが、それを擁護する人もいるのには驚きを通り越して、心が重くなる。50年前のこの演説を聞いてほしい。こういう理想を掲げ、それが希望と感じられた5…

雑感 2018年6月・7月

6.1 安倍政権が続けば、まじめに仕事をしよう、嘘はダメだ、法律を守ろう、という人はどんどん減っていく。で、日本は加速度的に劣悪な国になっていく。十年後、中国人が「日本の製品は買っちゃダメよ。嘘だらけの粗悪品だから」って言ってるかもね。日本の…

コミュニケーションは幻想かもしれないが、それでいい

以前、ある著名な数学者の講演を聴いたことがある。一般向けの講演だったが、場所が大学だったこともあってか、講演者は他の研究者・学者にむけて話しているようで、話の本質を捉えるのは難しかった。自分がどこまで理解できているかを測る尺度さえわからな…

手書きのノートと情報の再構成

京極夏彦氏はここまで「読みやすさ」を追求していた 版面の細かい制御のため、InDesignで小説を執筆 | JBpress(日本ビジネスプレス)京極夏彦氏の言ってること、すごくわかる。学生時代、授業のノートを友だちに貸した時、「君のノートは読みやすい」と言われ…

人生の土台作り

昨夜の、SONGSスペシャルで、宇多田ヒカルさんがこんなことを言っていた。 もし今、つらくても、そのつらさがあるから、この先、たとえば五年後、十年後、よりよい人生になるかもしれない。もっと幸せになれるかもしれない。そう考えると、どんなことでも、…

パラリンピックなんて、やめちまえ!

タイトルを見て即座に、お前は何を言ってるんだ!いい加減にしろ!と思った人は多いと思う。でも、ちょっと僕の意見を聞いてほしい。僕はパラリンピックをやめろ、という理由を。今やパラリンピックを知らない者はほとんどいないだろう。ウィキペデイアによ…

「お金で買えないもの」がある社会

www.ted.com最近、朝早く目が覚める。朝からネットをするのも気が引けるし、本を読む気にもなれない。そこで、撮りためていたTV番組を見ることにしている。中でもお気に入りが、「スーパープレゼンテーション」だ。TEDの中から選りすぐりのスピーチを紹介し…

「働かざる者 食うべからず」が意味すること

「働かざる者食うべからず」という言葉がある。出典は新約聖書の中の「働こうとしない者は、食べることもしてはならない」という一節だそうだ。「働こうとしない者」という表現からわかるように、この言葉は働く能力をもっているのに働こうとしない者に向け…

財務省セクハラ問題の問題

巷の注目を集めている財務省のセクハラ問題では、官僚の「思考」について、大きな矛盾と問題が露呈したと思う。財務省はセクハラを受けた記者に対し、名乗り出て財務省の顧問弁護士へ情報提供をおこなって欲しいと、財務省の名前で「依頼」した。これは大き…

自己批判できるのが本当のメディア

note.muHPVワクチン(子宮頸癌ワクチン)の安全性を検証、情報発信してきた、医師であり、ジャーナリストでもある村中璃子氏が、ジョン・マドックス賞を受賞された。正直なところ、僕は医療分野は門外漢で、HPVワクチンの安全性(の問題)については一般のニ…

科学の不定性を認識することは、「信仰」から脱却することだ

以前、JSTサイエンスニュースの「科学と裁判」でインタビューさせてもらった、東北大学の本堂毅さんのグループが新しい本を出版されるという。「科学の不定性と社会 ― 現代の科学リテラシー 」という本だ。www.shinzansha.co.jp 本の内容は、Amazonの商品説…

政治家の嘘を見抜くには

今回の衆議院選挙、どんな基準で政治家を選ぶべきだろうか? 「政策で選ぶべき」「結果で選ぶべき」と与党は叫んでいる。 正論だ。でも僕は、今さら何を言ってるの?と条件反射的に返してしまう。だいたい与党がそう言う時は、それ以外のことを隠しているか…

「ボトムアップと対話」を拒否する政治を、市民は拒否せよ

www.ted.com 間違った問いを立てれば、間違った答にたどりつく。人々はそのことに薄々感づきながら、なんとか「答」を手に入れた安心感を捨てたくないために、その答を信じようとする。しかし残念ながら、それは妄想であって、希望ではない。 僕は、市民や他…

自分のやりたいことは自分のためにやる

[uploading:629E743B-7AC7-49C7-A183-7EBE4F6895B2/L0/001] 先日、普段から、何となく「かっこいいな」と思っていた二人と話をする機会に恵まれた。 なぜ僕は彼らのことを好きなのか。それはおそらく、彼らが自分の心にとても正直で、常に自分自身で生きよう…

日本人は日本人の得意なことをやるべき~科学技術立国消滅の危機に

news.yahoo.co.jp 世界の科学技術研究が加速する中、日本の科学技術論文数(だけ)が増えていないらしい。この記事は2004年の国立大学法人化と運営交付金の削減を「主犯」としているようだが、それだけではないだろう。もっと大きな理由は、世の中が科学者、…

無職という大発見

gendai.ismedia.jpgendai.ismedia.jp 僕も会社をやめて1年くらい「無職」だったけど、あの時の開放感は今でも忘れられない。毎日、「今日は何をしようかな。そうだ、あれをやろう」って、全部自分で決められるなんて生活は、物心ついてからは一度も経験した…

デジタルだからいいってわけじゃない。

digital.asahi.com 先日、ある分野の本を買おうと思ったのだが、ネットで調べると、関連するたくさんの本があって、どの本がよいのかわからなかった。そこで、ジュンク堂に行って、その分野の棚の前でいくつかの本を手にとって、ページをめくりながら、文章…

痛風は「そろそろ体のケアをしろよ」というメッセンジャー

40歳の頃から、時折、痛風発作に襲われるようになった。最初、足の指や足首に、疲労感のような違和感がやってくる。そのレベルで翌日には消えてしまうこともあるが、多くの場合はそれが痛みに変わっていく。足が赤みを帯び、ひと目でわかるくらいに膨れ上…

勝手に貧しくなっていく日本

www.from-estonia-with-love.net 10年前、大手建築設計会社に務める友人にこんな話を聞いた。その友人は、手がけていたマンションのCG制作を中国のCG会社に発注した。ところが、できあがってきたCGを見るとどうも違和感がある。たとえば、中庭にあるはずの…

雑感2017年4月

4.1 来年からエイプリルフールは「今日くらいは本当のことを言ってもいい日」、にしたらいいんじゃない? 「エブリデイフール」にサヨナラだ! 4.2 嘘と脳の関係。たいへん興味深いです。「人間は嘘をつく生き物」…澤口俊之氏が明かす嘘を言うメカニズム | …

「メディア・コントロール」

メディアが時の政治と結びついてきたことは、だれでも知っている。現在の日本の首相は、自分が攻撃されるとすぐに「印象操作」「レッテル貼り」と反論するが、それは裏返せば、「メディア・コントロール」は政府の専売特許であり、他の人たちが同じ方法を使…

金持ちになりたいのなら、人脈は邪魔かもしれない

blogos.com 人間の価値観にはいろいろあれど、本心で「お金」を否定できる人はなかなかいない。つまり、貧乏にはなりたくない、金持ちになりたい、というのは、世の中のほとんどの人に共通する願望だ。でもどうやって?そのヒントを教えてくれるのが、この記…

森友問題が「下世話な問題」だからこそ生まれた失望と不信感

business.nikkeibp.co.jp 昨日の続きとして、もう少し。この小田嶋氏による記事、今回の騒動の本質をズバリ言い当ててると思う。 そう、森友問題は下世話な問題だ。そんな下世話な問題に、強弁と隠蔽とはぐらかしを重ね続け、自分で墓穴を掘っていく政府への…

「たったひとりの国家公務員(昭恵氏付職員)に森友事件の全責任負わせる卑劣な安倍政権」にまったく同感

森友問題、そして籠池氏の証人喚問。最初はたいして関心なかったんだけど、最近はメディアの報道で「切り貼り」されたものは信用できないので、ナマのやり取りを観て自分で考えたいと思った。それで、籠池氏の証人喚問を録画して、ほぼ全部のやりとりを観て…

雑感2017年2月

2.1"グーグルは、コレマツ氏の「何かおかしいと感じたら、声を上げることを恐れてはいけない」という言葉とともにコレマツ氏の生涯を紹介した。" Googleがトランプ大統領令に対抗? 検索トップに掲載した日系人の生涯とは 2.5「高度産業テクノロジーが進んだ…

雑感2017年1月

2017.1.1ただ一つねがうことは、弱者を思い、平和を愛する人が上に立つ国であってほしい、ということ。市民にとって、右翼や左翼、保守や革新など関係ない。ましてや一政党や政治屋に翻弄されるなんて馬鹿げてる。国益や立場なんて言葉は本質をおおい隠す、…

ニーズを捏造する「広告主義」から脱却せよ

wired.jp今日、2017年1月3日、WIRED日本語版に、若林編集長の強烈なメッセージが掲載された。タイトルにある「『ニーズ』に死を」という言葉。単なるアイキャッチではない。若林さんは、現在のメディアのあり方に、本気で戦いを挑んでいる。少なくとも、僕に…

雑感2016年12月

12.01Came to Chiang Mai Design Week 2016 with the 'Tweeshirt' since one year ago. チェンマイ・デザインウィーク2016に来てます。今回の出し物は一年ぶりの「Tweeshirt」です。 12.05勇気ある者が守られる社会に‥Trevor Timm: How free is our freedom …